2015年5月31日日曜日

DNA180 最高速がでない (3)


キャブレターを取り付けて


スロットルワイヤを掛ける
アウターの端の固定ネジは
珍しい9mm角のナット.。日本では使わないね
たまたま9mmレンチ持ってたで良かったけど
そんなナット使ってもらっちゃ困るわあ


燃料ホースとバキュームホースを接続
オートチョークの電源も接続。
このチョーク(オート・バイスタータ)はヒータで暖めて
膨張でニードルがニョーっと伸びて
チョークの燃料ラインを塞ぐ一般タイプ


さあ、キャブが正常に動作して
130kmでるか試してみよう


<結果>


うーん ・ ・  115キロしか出んわ
明らかに今までとは違うけど
じわじわ上がるなら120カモ
書き込み見ると130出るとか言ってるけど
どうしてだろ?
メインジェット#122は上げ過ぎだな

だんだん面倒になってきたわ

直った事にしておこう









<今日聞いた曲> That Sunday That Summer
          ナタリー・コール
父さんのナットキングコールのカバーだが
60年代の父さん時代の録音と違ってCDはクリアだ。
スローで伸びやかな入り方がいい。
過去で一番の日を選ぶとしたら
あなたに会ったあの夏の日曜日
てな、歌である

2015年5月30日土曜日

DNA180 最高速がでない (2)

ひょっとして

ダイヤフラムの部分が長くて
負圧でCVキャブのトップカバーに張り付き
それ以上引き上げることが出来ないのでは?

スライドバルブはスプリングで下に押さえられていて
ダイヤフラムの面が負圧でスプリングを縮める

面で負圧を利用するので、
上部に張り付いてしまっては
面の部分は無くなりスライドバルブは
それ以上あがらないのでは。


面で負圧を受けて大きな力を出すのは
ブレーキのバキュームブースターと同じ原理だ

たぶん間違いない
ダイヤフラムの皮の部分が余り過ぎなのだ




手作りダイヤフラムと調子こいていたが
純正品とはゴム面の長さが違ったのだ


これくらいのダイヤフラムならいいんだが


 皮が余るとダイヤフラムカバーに張り付き
負圧を面で受けることができず
スライドバルブのピストンが上がりきらない

たぶん、そーゆーことだろう

改善の方針は決まった
余分な皮の切除を行う


Oリングを付け直して チョキチョキ・・


 短くなった。ほぼ右のダイヤフラムカバーと同じ高さ


キャブレターにセット

 いい感じに収まる。


 スプリングとダイヤフラムカバーを付けて完成


あとはバイクに取り付けて確認。
きっと所定の性能が戻るはず。


「 Yes,  完璧なキャブに仕上がり
男の自信が戻ったよ
最高速はきっと出ると思うぜ 」








<今日聞いた曲>            CANDY
Johnny Mercer, Jo Stafford and The Pied Pipers
Pied Pipers(パイドパイパース)は1940年頃の
ジャズコーラスグループ。
バイク整備では定番のBGM





2015年5月28日木曜日

DNA180 最高速がでない (1)

DNA180最高速が遅い
カタログでは122km/hとある。
ユーザーのBBSなどを見ると
130km/hは出るらしい
ボロボロから復活したこの子は
100km/hしかでない。
スピードは不要だが
本来の性能ではないのはいやだ。

まずは、ノーマルの状態で
規定の速度を出さねば。。


最高速関係の作業を
思い出してみる。


・ドライブベルトは新品なのでベルト幅は規定値

・ウェイトローラは純正の重さで新品にしたでOK

・セカンダリのスプリングも新品に交換

・メインジェットはノーマルの#110、パイロットジェットも純正

・キャブはしっかりOHした。

・トルクカムもグリス打ち直してスムース

・エアクリは純正新品

・二次エアは吸っていない

・圧縮は正常値。過去に焼き付きは無いだろう


気になる要因は

1.キャブは二トリルゴム手袋で作った自作ダイヤフラム
  本物よりしなやかだし、貧乏臭さ以外は◎である
CVキャブの自作ダイヤフラム

2.燃料の負圧ポンプの燃料供給が追いつかない
  PIAGGIOビバリーの負圧ポンプがダイヤフラム破れで
  燃料供給が少ないことがあった

3.CDIのコンデンサのパンクで高回転が失火

4.CVキャブのスライドバルブが上がりきっていない。
  中速からトップまで燃料、エア共に不足な感じがする

5.クランクシャフトのメタル寿命。
  メンドウなので調べたくない

6.バイクにヤル気が無い
   美人が近くにいるなど、優先順位が変化するイタリア気質

7.ジェットニードルのクリップ位置がマズイ
   ノーマル状態と思い込んでいるが
前オーナーがクリップ位置を上げているカモ


直感を信じてをチェックしよう
乗った感じで燃料が少ない。

いや、本当は簡単にチェックできるからだ。


CVキャブでスライドバルブが
上がらない主な理由は、

ダイヤフラムのゴムの破れで
負圧が抜けてしまうとか
エアクリを外すとか吸入抵抗の少ないモノに
変えたことにより
エアが吸いやすくなってスライドバルブの
サクションホールからの
負圧が不足することが原因だ。

スライドピストンが上がらない
→ ジェットニードルが上がらない
→ 燃料少ない
 
しかし、エアクリーナはノーマルだし
貧乏臭いが自作ダイヤフラムは
穴や破れも無い
ノーマルのままとすれば
スライドピストンは上がるはずだ。

でもスライドバルブは
上がりきっていないと思う。
走った感じでそんな気がする。。

チェックする





あっ!


いきなりダメじゃん
ビンボーダイヤフラムの
接着が一部はがれて
負圧モレしている
これではピストンは上がりきらないわ

すぐにボンドG103で修正

ついでにジェットニードルのクリップ位置を確認

一番下にクリップ
本来の位置については
サービスマニュアルが
ジレラ・ランナーしかないので
DNA180の位置は分からないが
一番濃い位置なのでとりあえずヨシとしておく。




これで直ったハズだわ。
130キロ出るかな
試走してみる。


ほれ全開


あれ
105km/h しか出ない
+5 だけ?なんでだろ

中スロットルまでOKで
~全開までエアばかりで
燃料が薄く感じる
やっぱりスライドバルブが
上がってない

この回転域ではわずかな隙間の二次エアなど
強力な負圧に追いつかないハズだし

やっぱ、ダイヤフラムが上がっていないぞ

もう一度、びんぼう手作りダイヤフラムを確認する
モノを見ながら動きをイメージする




もしかして・・








<今日聞いた曲>  PVI WAS IN LOVE
/ FPM FEAT THE HIATUS
いつもクルマで聞いているお気に入り。
どっかで聞いたような、と思った人は年寄りだ。
10cc/アイムノットインラブ のバックのストリングスを
サンプリングして別の曲を作っている。器用だ。

2015年5月26日火曜日

ラジオフライヤーに似たものを組立てる





ゴミ出しやあきびん回収にラジオフライヤーがほしい
RadioFlyerは高価だし、ゴミ出し用だからなあ


キャリーカートを探すと安い、いかにも中華製の
「キャンパーズコレクション CT-1501」
なるものを見つけてAmazon購入した。


amazonの口コミも酷評が多く
ネジ穴が合わないので加工が要る。
素人はやめとけとか
なんとか組み上げたぞ自慢などが多い。

加工は得意だし
「ちょっと、ひと手間」は好きである。

組み立て開始!



穴が合わねー
ぐらぐら・ガタガタ
稼動部がゴリゴリ・・

穴はドリル穴ではなく
刃のなまったパンチで
強引に打ち抜かれて反対側が盛り上がり
ボルトが山の上で浮いてしまう
M6だがM8でドリルで山ごと
さらってしまおうか・・



日本製品はパーツの順序どうり
ひとつひとつをしっかりと取り付けても
後で合わない・入らないって事は無い。

うーん・・
中華製はいつも強引な加工で
精度もテキトーだわ

中国人民はどうやって
この課題をクリアしているんだ?

強引で精度テキトー・・

強引でテキトー・・
強引でテキトー・・!


うか!

穴が合わないなら初めからグラグラに
テキトーに組み立てて
精度の悪さをパーツ全体に分散し
仕上げは強引にネジを締め付ける!

穴が盛り上がっていたら
ボルトとナットで強烈に締め付けて
強引につぶすんだ!

シャチョさん、やっと分かってきたアルネ!


おれもステンレスボルトに交換しよう
口コミでは錆防止で
ステンレスにネジを交換とあったが
錆びるからではない
強烈な締付けトルクには
ニッケルクロム合金が必要だ

SUSネジを調達

M6x20 トラス 6本
後々のガタツキも
ばねワッシャで吸収せよ

前輪舵の軸は
M10x40を1本
、ダブルナット固定で
しかもナイロンナットで万全
ゴリゴリ磨り減ったガタツキは
ばねワッシャで吸収


前輪の舵部分。ゴリゴリ感はココが当たって
ハゲている。中心軸の穴の打ち抜きは
ひどい盛り上がりだ


グリスを塗って誤魔化す
なぜ安いリチウムグリスを使わない?
ウレアグリスが手に届く範囲にあったからだ。



強引に締め付ける。
ステンワッシャ+ばねワッシャ+ナット
このあとナイロンナットを入れてダブルナット固定。
ばねワッシャの反発力で密着させる
もちろんテキトー



荷台の板金の厚みはペコペコでかなり薄い
足回りの金物は水平になっておらず
強引に締め付けすると
缶切りのように荷台を破ってしまいそうなので
荷台を面で受けるようにワッシャをあてる



かくして偉大な思想で忠実に遂行し
モノ作りニッポン魂のひと手間を加えた結果
日中合作フレームは完成した。




タイヤの取り付け

タイヤももちろん中華製
口コミで散々な悪口を言われている
「ニオイが臭い」件について
確かに臭いが嫌いなニオイじゃない
成型の剥離剤とゴムの混ざったニオイだ。
型から外して洗浄せず、そのまま出荷なのだろう。

私はすでに中華な作業でアタマも鼻も
慣れてしまったのでNP

タイヤは一応ベアリングが入っているが
指を入れて回してみると
ゴリゴリ感がすごい
メタルで軸受けした方がスムースじゃないのか?
案の定、仮組みでタイヤを回してみると
ベアリング部分が動かず
軸をこすりながら回っとる。

いやいや
ベアリングのボールは今は球ではない
使い込んでいくうちに球になるハズ
深ーい中華の考え方に沿った設計なのだろう。

荷重がかかればベアリングが回ると思うが
これはアクスルシャフトだと思い込むようにして
なぜか軸にもグリスを塗ってしまうのであった。


付属の鉄の16φワッシャはタイヤ内側にセットし
追加のワッシャを外側にセット
2枚で挟んで割りピンを入れると
ちょうど良いクリアランスとなる。



付属の割りピンは曲げた部分で
怪我をしたことがあるので
16φのRピンを使用する。
バイクのリアシャフトのRピンと比べると
とてもかわいい



ハンドルの取り付け
舵部分の板金が全然ダメで
平行になっていない。
板金が薄すぎる。いづれ疲労でちぎれるだろう。
板金が薄すぎることを利用し
モンキー等で挟んでハンドルのT部分と
平行になるよう曲げる。
図には無いがワッシャを外側内側で計4枚入れる




通しボルトは付属品はネジ山が切られているが
ハンドルT字部分は樹脂なので削れていく。
ステンのM6x90ボルトをカットして付け替える。


ナーニやってるデスカ?
ちょっと時間だけ、壊れなきゃ良いアルネ!


モノ作りニッポン魂のひと手間を加えた
長期に耐える日中合作カートは完成した。













<今日聞いた曲>   B52

動画編集ソフトのお試しで
動画を編集してみた。









2015年5月20日水曜日

ホームセンターは何でもあるて


ボルトを買いに来た。
ホームセンターは楽しいね。

ゲロ袋 なんてものまで売ってるね。

「ゲロゲロ」って商品名も
たくさん収納できそうで分かりやすい。

 


ゲロといえば・・

下呂のR41のドライブインで
飲み仲間ゲロ友のお母さまが
今も売店に立って売っている

銘菓 「下呂の香り

ぜひ買ってあげてほしい。













<今日聞いた曲>  By the Time I Get to Phoenix
/ グレン・キャンベル
50年近く昔の曲だがよく聞いている
フェニックスは地名なのに邦題「愛はフェニックス」は訳が悪い
先日、地元ライブのゲストで歌っていたな。
毛も無くなっていた。




2015年5月16日土曜日

名古屋で飲み会

名古屋へ帰って飲み会

店の名前が長い

「ブタ野郎 チキン野郎 沖縄バカヤロー」

と店名も長いが

かい看板にやけくそ感たっぷりで立派である。



1Fの「もんでミヤ~」も今時使わない泣かせる店名だ。











<今日聞いた曲> Love / re:puls

3枚あるけど、このシリーズは単曲はいいんだけど
CD1枚を通しで聞けない寄せ集め感が残念だわ。

2015年5月14日木曜日

川根温泉にお風呂にいく

バイクの整備後のチェックを兼ねて
川根温泉にお風呂にいく

途中に「地名」という標識があるが
地名が「地名」でややこしい



77号線を走ると案内標識がでてくる
どっちもR77で
こいつも、ややこしい



川根温泉の「ふれあいの泉」は
源泉掛け流しで入泉料510円である
大井川鉄道のSLが目の前に見える露天風呂として有名。
タオルが310円もするので、持って出かけたほうがいい。

露天風呂の岩の上で
腕組み仁王立ちでSLを見ている
ちんこ丸出しのオヤジが大勢いるので
SLに乗ってる男は「見たくないモノ」だ。
のどかな景観の中で突如現れる注意ポイントである。















<今日聞いた曲> She's In Fashion / スウェード