2014年2月6日木曜日

【修理】 STRIDA Brake

前ブレーキが効かない。レバーが戻らないので
素線がほつれているのだろう。切れる直前である。


ストライダは、たしかイギリスと記憶しているが
strida.comのデカールが貼ってあり
アメリカ製のようになっている。

細部のボルト類は中華の香りも漂っている。
標準のバルブは米式で車に積んでいるときは
ガソリンスタンドで車とコイツにエアも入れてしまう。
面白いのは、フリーハブが後輪ではなくクランク軸にあり、ペダルを止めた惰性走行中も前プーリーが回転している。



ワイヤはこの三角頂点の下をガイドスプリングの筒を通してある。この部分は頂点がハンドルと一緒にグリグリ動くので、
さぞかしワイヤにとってはツラいことだろう。

早くワイヤ交換してあげよう。。




おい!
そりゃ、あかんだろ!

ガイドチューブの役割のスプリングの途中から
ワイヤ出しちゃあかんだろ!
しかもアウターチューブもちぎれてどっか端に行ってしまっとる!







こんな入れ方するのは手抜きを超えて悪意が感じられる。

さっき、中華の香りがしたのは、ここから匂っていたのだ。

ワイヤはさぞツラかっただろう。。





てことで、ワイヤを前後とも張り替え。

「予想を超えた仕事がしてある時もある。」

の教訓であった。