2015年4月23日木曜日

指先の感覚がない

暖かいいい天気でバイクに乗って
道の駅で休憩すると



ひとさし指の感覚がない


白くて触っても自分の指ではないみたい
触った感じも変だ

ひょとして、アレか?
高度成長期の建設ラッシュで労災問題で聞いたことがある

「白蝋病」 はくろうびょう??

ハーレーのガサツなエンジンと
テキトーな車体設計から発生する
強烈バイブレーションを
人体が吸収・緩和しているからだろう。

Oh! 「人車一体」




Wikiで調べてみると

白蝋病(はくろうびょう)は、手足の血管が収縮することで起こる血管性運動神経障害である。携行型削岩機(ハンドハンマ、ロックドリルなど)やチェーンソーなど、強い振動を伴なう工具を用いる職種の人物が発病しやすいことで知られる。オートバイのプロレーサーラリードライバーなども、長時間にわたってハンドル操作を続行するため白蝋病を発症する場合がある。日本では山林労働者や土木作業員に多いことで有名である。なお白蝋病という名称は、血行不良を生じた指が白蝋のように白くなることに由来する。厚生労働大臣が定める事項である傷病名は振動病であり、同義語として振動障害がある。 (Wikipediaより引用)
と、バイクも発症するらしいわ。

でも治癒しにくいのが白蝋病なので
これは初期症状だね。







2015年4月13日月曜日

不思議な影

名古屋から静岡へ向かう新幹線のホームで撮った写真
ボーっとしてても、何か変!と気づいて1枚撮った。

何が不思議か、わかりますか?

クリックすると大きな写真で見ること出来ます。



そう、上段の有刺鉄線の影、チクチクの部分の影が無い
この幅広の有刺鉄線は薄い鋼板を打ち抜いて作られたノコギリの様な形状。

下の有刺鉄線は昔からある「より線」、よじった有刺鉄線でしっかりトゲも写っている。

光が厚みの無い薄い方向から当たっているならば
影は下の針金鉄線と同じくらいの太さになるけど、ちゃんと影は太い。
でもチクチクの影が無い!

影の位置からみて太陽は、手前ななめ上から
ちゃんとギザギザが映る位置のハズなんだが。



ギザギザ状のスリットを通過した光の干渉縞で影が打ち消されたのだろうか

電波や光に詳しい「」の専門家なら分かる気がするわ。






2015年4月8日水曜日

DNA180 (PIAGGIO リーダーエンジン) 駆動系整備

ぼろぼろのDNA180は3万km以上を走っているので駆動関係の磨耗部品を換える
リーダーエンジンとはいえ国産スクーターの整備とほぼ変わらない

交換部品は以下のとおり

ベルト 840908 (8180系)
ウェイトローラー  20x17mm 11g
ベアリング各部
クラッチ
センタースプリング

プーリーは前後とも段つきなど無かったので交換しない
というより、高価なのでその気も無い


まんず、カバーを開ける


ほんで、中身を取ってしまう



ウェイトローラーのスライド部にグリスを散布するか否かの記事をよく見るが
グリスなど不要である

理由は2つ
・数千回転で発生する遠心力は強大であり、W/Rが滑りやすいとかのレベルではない
・知ってのとおり、グリスはベルトの削りカスを含んで固体化する

そう言いながら、フッ素系ドライ潤滑剤を吹く・・
もちろん、無意味な「おまじない」



スターターギアにはかじり防止のグリスを少しだけ。
ギアは遠心力でプーリーにグリスが飛ぶ位置にある


プーリーフェイス面には段つきは無い
金属片が噛みこんだ傷があるが見なかったことに。


組み付け後、もう一度フェース面を脱脂

セカンダリ(後ろ)プーリーを開いて
ベルトをセンター寄せ(トップ側)してインシュロックでベルトを仮止めする
プライマリー(前側)のプーリーを全閉にした状態でナットを掛けたいので
ベルトがセンターに寄らないように(ベルトをはさまないように)するためである
他人はどうしてるかは知らないが、私はいつもこのやり方で自信満々である。

このようにプライマリ側シャフトはベルトがいないので
余裕をもってプーリーを重ねることが出来る。
プーリーを重ねてカツンカツンと金属音がすればベルトは噛んでいない
ベルトが噛んだ状態でナットを締めれば
トップ位置が出ないばかりか、ベルトのすべりが発生する

ベルトを掛け、ナット締めが終わったら
仮止めしてあったインシュロックをパチン!でベルトを開放。

 ベルトケース側のベアリングを抜く。
バーナーであぶるとアルミが膨張しやすく抜きやすい。
私は抜くときのギーギーする音で鳥肌が立つのでバーナーであぶっている。
ベアリングプーラーは安物は上手く抜けず、結局高いものを買う羽目になるので
中華製でも1万くらいのものを。(引き抜きソケットが複数あるタイプ)

ベアリングの打ち込み。
ベアリング外周に合うソケットをあてがう。
叩くところがないので小さいソケットを中に入れる。



垂直&均一を意識してソケットをプラハンで叩いて打ち込む



抜け止め用のスナップリングをセットして完了。

あんなキツキツに打ち込んだベアリングは抜けないと思う。
でも昔乗ってたBMWのR100のクランクシャフトベアリングも圧入だが
シャフトとベアリングが供回りしてケースを叩き、異音を出していた

いきなり、完了です。