2015年2月4日水曜日

バイク整備の作業部屋

バイクの整備はこんなところでやっている。
バイクも記念に写真に残しておこう。

ごちゃごちゃの中に
DNA180 再生中

だが、エンジン再生のほうが優先度高いのに
気分転換でセパハン → バーハン化してる
セパハンはどうも車体の一体感がないし、
この前傾が加齢に伴いツライ。バーハン化だ。


ハンドルポストを新しく立ててхバーハンドル化


↓ Piaggio Beverly 125

こいつも陽気なイタリア人の設計でスッゴク苦労した。
ピアジオ・リーダーエンジンはこのスクーターでマスタした。
ビバリーにはオレンジ色の設定は無いです
これは3Mのラッピングフィルムで包んであります。
ホント面倒でした。


↓ Buell サイクロンM2

絶滅危惧の変態バイク。ハーレー・XLのブロックヘッドエンジンを乗っけて
XLの約2倍の馬力を発生している。M2はエントリモデルであり
兄貴分はもっと速い。共に絶滅寸前だけど。

このマットブラックも3Mのラッピングフィルムです。
ホント面倒です!
が、マット色は塗装よりラッピングが有利です。
ツメや硬いものが当たったりした場合、吹き付け塗装はテカリの傷となりますが
ラッピングフィルムは柔らかいので耐性があります。油の染み込みも発生せず
大きな傷がついても部分張りすればOK。境目も目立ちません。
この男らしい黒の下は真っ赤な車体です。


↓ 同居人のDUCATI・ディアベル
異常な短足でも乗車可能なバイクである。


↓ コンビニ快速 ZOOK

地面に半分埋まっていたのをほぼ新車に再生。
当然、足跡マークタイヤも新品です。

シートはキレイに見えるけど
レオタード生地を伸ばしてかぶせて裏でタッカ留め。
布地屋さんでレオタード生地を買うのは、ちょっとハズかしかった。




2015年2月3日火曜日

GILERA DNA シート張替

ジレラのシート
破れと経年劣化で硬くなっててカチカチです。
なによりキタナイ。
赤も退色して破れている。

ちゃんとしたシート張替屋さんにお願いしました。

出来上がりは・・



Oh !  須原歯科 !


品になりました。
料金も安くて
見えていない部分もキレイに仕上げてもらってます。
ぼくにはスキルもないし、出来ない作業域です。

このシート屋さん紹介しておきます。

ラナ・シート
http://www.rana-seat.com/

くは、車で行ける距離なので持込でお願いしました。


方の方には申し訳ないが・・
ラナシートさんは美人だわ。 



Good Job !










2015年2月2日月曜日

CVキャブ ダイヤフラム修理 ダイヤフラム自作


車やバイクには経年劣化で
じわじわと起こる不具合がある
ある日突然に不調になれば気付くけど
じわじわ不調となるのは
分からないですね。

今回のバイクは
初めから不調なので
直すしかないのですが



DNA180のキャブを
チェックしてみると
ダイヤフラムが硬すぎ
経年劣化で硬化している。

スライドバルブを指で
持ち上げてみると、
バネの戻す力にも負けず
降りてこないわ。

負圧で上げるにも
バネの反発も加わり
もっとキツイだろう

Walbroキャブのダイヤフラムは
手に入るのかな。

ケイヒンの姉妹品なので
ケイヒンCVで同じサイズがあるのカモだけど。。

気密性がクリアできれば
こんな単純なものは作ればいい

ネットで「挑戦者たち」がいないか調べてみる
おお!少しだけいるね。

よーし
なんとかなるてえ

ポイントはこんな事だと思う

          ① しなやかでガソリンにおかされないゴム
          ② 長期に気密性を確保            

しなやかなゴムといえば、
これを使ってみようと思ったが径が小さい

それ以前にガソリンには
短時間しか耐えられないね


耐油・耐薬品なら
二トリルゴム (NBR : nitrile rubber) 
なおかつ、しなやかなNBRといえば
こいつをホームセンタで買ってきた
厚みは 0.25mm だとさ。


もうひとつ、候補の材料として
東急ハンズで
耐候・耐油性の0.3ミリゴムシートも買ってきた
クロロプレンゴム(polychloroprene)
このシートは0.3mm

どちらがダイヤフラムに
向いているか比較表を作ってみた

耐ガソリンについては

ニトリルゴム(優れている)
プロロプレンゴム(良い)

と使えそう。

でも今回は手袋にしよう。
青いダイアフラムは見たことがないし
手袋で作ったと話のネタにもなる。



                       工作開始                        

古くなったダイアフラムは硬くて
置いても立派に立ってしまう

このダイアフラムはカシメてあって
ゴムは外せないので
ハサミでのりしろを残して切ってしまい
ニトリル手袋と合体させる予定


造形の型となるスチロールを
ハンズで買ってある
上部は不要なので切り取る
形はテキトーで作業台のつもりでいいけど
径は削ったりして
目的のサイズに合わせたほうがいい



手袋を切ってシート状にする。
シートを円錐状に巻いて接着する
形はこのキャブの場合
太い径が60mm、細い径が40mm


ゴムは成型品なので
金型から用意にはがせるように
剥離剤(はくりざい)が付着している

接合部分をエタノールで脱脂する
脱脂できれば石鹸でもいい
パーツクリーナーでもいいが
ふやけて波を打つかもしれない


糊付けにはボンドG103を使う
同じニトリルゴムで作られた接着剤で
耐油性があり
ガソリンにも耐えてはがれたりしない・・
と期待する。

おなじみの鼻くそボンドと言われる
ボンドG17と同様、少し乾いたくらいが
接着力が高くなるので
あわてずに作業できる。

のりしろ7~8mmくらいを残して
チョキチョキする
のりしろの部分の脱脂も忘れずに


ピストン部と張り合わせる

黒いゴムにボンドを塗り
作った青いゴムをかぶせる要領
つまり、写真は黒部分が下になってる。
ボンドが足らない部分や
やり直しは爪楊枝の先に
ボンドを付けて補修する。


Oリングのサイズは合うものが無かった
小型プーリーベルトを使う
ウレタンゴムはガソリンに耐える。

ウレタンゴムひもでOリングを作る

コツは
ウレタンゴムをライターであぶり
火がつく(火をつけて息で消して)くらいで
溶けている状態で輪の形につなげる。
熱いうちは接着しないので
冷えるまでじっとしているか
相棒にパーツクリーナーでも
吹いてもらって急冷する

安いモノなので長めに買って
練習すれば上手くなりますよ
ウレタンゴムひもは
東急ハンズでも売っている

多少ズレたり焦げてもカッターナイフで
補修すればいい。


このパッキンを
ゴムシートに接着。

コツは
このリングを仮置きして
すきまに爪楊枝で
ボンドを入れていく感じ。

密閉を意識してビッチリ接着なんて
神経質になる必要は無い
ダイヤフラムカバーをかぶせると
つぶされて密着するからだ




余分なところ切って完成。
完全接着に1日とあるので放置し
キャブに組み込む


エアもれ無し。
掃除機で負圧を発生させ
ピストンバルブが吸い上げられたので成功。

耐久性は不明だけど
これで穴が空いたり
破れたら
強制開閉式のキャブに交換します。
ビンボーなので台湾OKOキャブですが

( ↓ 追記あります )