2016年1月7日木曜日

オートチョークをマニュアルチョークにする

オートチョークは
通電すると内部のヒーターが温められ
膨張体が膨らみ
チョークニードルがニョーっと伸びて
不要となったチョークの燃料ラインを塞ぐ

このオートチョークは故障しやすい上に
外見からは故障が見つからない
たいていは通電してもニードルが伸びず
チョークラインが塞がらない
という故障である

エンジンが暖まっても燃料が濃く
べべべーと回転が上がらなくなったら
オートチョークの故障を疑ったほうがよい

オートチョークは何年経っても
仕組みが変わらず
性能が上がっている印象も無い

今回も故障したので
確実な手動のチョークレバーに変更する
始動時にチョークを引く手間はあるが
ちゃんと壊れずに動作しているか
(チョークが戻っているか)気にならないので
精神衛生的にメリットがある

スポーツスターのチョークノブが
転がっていたのでそれを使う。
正確にはBuellのチョークだが
同じモノである


左:オートチョーク   右:チョークノブ

オートチョークをぶった切る
切った右側の筒が重要で
キャブへセットするために必要
左の本体は捨てる

チョークノブのネジ部分が筒に収まる
エポキシで固めてしまう予定

チョークのネジ部分でカット

オートチョークの筒へ入れて
エポキシで固める
チョークのニードルをチョークノブのシャフトに
エポキシで固定(またか!)
 写真を撮り忘れたが
このチョークのストレート部分は
ヤスリで溝をつけてあり
エポキシが固まれば抜けないようになっている




50ccのキャブに
1200ccのチョークノブがついているので
異様にデカイ

手で操作する部分なので
排気量には関係ないが
やっぱりデカイ
ま、
「操作性が良い」カモである